医療事故情報

公益財団法人日本医療機能評価機構
医療事故情報収集等事業

事例IDA5F20E91D98034CC7
報告年発生曜日曜日区分発生時間帯
2010金曜日平日22:00〜23:59
医療の実施の有無事故の治療の程度事故の程度
実施あり濃厚な治療障害残存の可能性がある(低い)
事故の概要発生場面 事故の内容
治療・処置実施その他の治療・処置の実施に関する内容 経口挿管を行ったが、食道挿管になっていた。
発生場所(複数回答可)関連診療科(複数回答可)患者の数直前の患者の状態(複数回答可)
救急外来
内科
外来
1人
70歳代 (男性)
意識障害
疾患名肺塞栓症
当事者当事者職種職種経験当事者部署配属期間直前1週間の
当直・夜勤回数
勤務形態直前1週間
の勤務時間
専門医・認定医及びその他の
医療従事者の専門・認定資格
1人 医師4年0ヶ月2年0ヶ月1回交替勤務なし40日本内科学会認定医
特に報告を求める事例発見者治療・処置の種類
本事例は選択肢には該当しない当事者本人気管挿管
当事者以外の関連職種(複数回答可)
医師
看護師
医療材料・諸物品等1
【販売名】 ソフトシールカフ付き気管内チューブ
【製造販売業者】 スミスメディカル
【購入年月】 2010年4月
事故調査委員会設置の有無発生要因(複数回答可)
内部調査委員会設置(予定も含む)確認を怠った
連携ができていなかった
知識が不足していた
技術・手技が未熟だった
教育・訓練
事例概要
【実施した医療行為の目的】
CPAにて気管挿管および心臓マッサージなどの救命処置
【事故の内容】
経口挿管を行ったが、2時間後に食道挿管になっていたことが判明した。
【事故の背景要因の概要】
心臓マッサージ、PCPS挿入などで、室内に統一した指示を出すことが困難であった。PCPS挿入処置のため、レントゲンなどによる挿管チューブの位置確認が遅れた。
【改善策】
手技の確立、経験を積む。救急体制の見直し。